支援グッズDIY

お菓子サイズ識別ツールの作り方|3Dプリンター×就労支援DIY

snack-size-discrimination
作ってツナガル工房

利用者さんが食べ物を選ぶとき、
本物かどうか判断が難しい」「違いが伝わらない」と感じたことはありませんか?

実際の現場でも、見分けがつきにくいつい大きいものを選んでしまうといった課題があります。

そこで今回は、「お菓子サンプル」を使い、
本物と偽物を見分ける練習方法を紹介します。

「正しく選ぶ力」「伝える力」を育てることができます。

📌 この記事でわかること
  • 本物と偽物を見分ける練習方法
  • お菓子サンプルの作り方

目的|本物と偽物を見分ける訓練

利用者さんが食べ物を選ぶとき、
本物かどうか判断が難しい」「違いが伝わらない」と感じたことはありませんか?

実際の現場でも、見分けがつきにくいつい大きいものを選んでしまうといった課題があります。

こうした課題に対しては、
「大きい/小さい」を実際に選びながら学べる環境づくりが活用できます

そこで今回は、3Dプリンターで作る「お菓子サンプル」を使い、
本物と偽物を見分ける練習方法
を紹介します。

小さい=本物(食べられる)
大きい=サンプル(食べられない)

といった仕組みを準備し、「正しい大きさを選び、言葉で伝えられたとき」そのまま本物のお菓子を食べる体験に繋げます

「正しく選ぶ力」「伝える力」を育てることができます。

見た目で「偽物」とわかるよう、まずは2倍の大きさにしました。
(写真左が本物、右がサンプル)

ポッキーの本物と大型サンプルの比較
かっぱえびせんの本物と大型サンプルの比較
リッツの本物と大型サンプルの比較

材料と機材|お菓子サンプル

ここではお菓子サンプルの材料と機材を紹介。

3Dプリンター

私が実際に使っている Bambu A1 mini はこちら👇組み立てほぼ不要、初心者でもすぐ使えます。(Amazonで約4万円/セール時は約3万円)

フィラメント:PLA

今回の部品はすべてPLAフィラメントで出力しています。扱いやすく失敗しにくいので、初心者の方にもおすすめです
私が実際に使っているPLAフィラメントはこちら👇(Amazonで約2,000円)

おすすめ設計ソフト、スライサーソフトの選び方

おすすめ設計ソフト、スライサーソフトの選び方
お菓子サイズ識別ツールの作り方|3Dプリンター×就労支援DIY
お菓子サイズ識別ツールの作り方|3Dプリンター×就労支援DIY

仕上げ用工具・その他

  • 採寸用:ノギス
  • バリ取り用:ニッパー
  • 塗装用:DCM水性マルチホビースプレー
    グロスチョコレート(DCMで約600円)
DCM水性マルチホビースプレー(グロスチョコレート)写真

作り方|お菓子サンプル

ここではお菓子サンプルの作り方を解説。

① 設計手順とポイント

  1. お菓子のサイズを採寸
  2. 各辺の寸法を2倍にしてCAD作図
  3. ポッキーはチョコの部分を少し太くする
  4. かっぱえびせんはひねりと湾曲形状に
  5. リッツの形状は円形でシンプルですが、外周のギザギザと表面の穴を再現しています。
お菓子サンプルのCAD図

② スライサー設定とポイント

まず初期設定で一度プリントし、状況に合わせて調整しましょう👇

スライサー設定はこちら
お菓子サイズ識別ツールの作り方|3Dプリンター×就労支援DIY
お菓子サイズ識別ツールの作り方|3Dプリンター×就労支援DIY

③ スプレー塗装

ポッキーのチョコ部分はスプレー塗装しました。

  1. ポッキーの持ち手部分をテープで保護
  2. 屋外でスプレー塗装
  3. 持ち手側を上にして、1日ほど干す
ポッキーサンプルをスプレー塗装している様子

💰 印刷コストの目安

  • ポッキー:材料費:30円/1個
         プリント時間:1時間50分/1個
  • かっぱえびせん:材料費:28円/1個
            プリント時間:42分/1個
  • リッツ:材料費:62円/1個
        プリント時間:46分/1個

🎁 STLデータの無料配布はこちら

👉 ポッキーのSTLデータをダウンロード
👉 かっぱえびせんのSTLデータをダウンロード
👉 リッツのSTLデータをダウンロード

※再配布・商用利用はご遠慮ください。個人利用の範囲でご活用ください。

お菓子サンプル紹介

大きさは、はっきり違いが分かるよう、各辺2倍で作っています。(写真左が本物/右がサンプル)

ポッキー

チョコレートの部分はスプレー塗装しました。

ポッキーの本物と大型サンプルの比較

かっぱえびせん

ひねりと湾曲した形状が特徴的。

かっぱえびせんの本物と大型サンプルの比較

リッツ

形状は円形でシンプルですが、外周のギザギザと表面の穴を再現しています。

リッツの本物と大型サンプルの比較

使い方のポイント

お菓子の形状や色のバリエーションを増やしながら、段階的に訓練を進めます。

最初は大きさも、はっきりわかる違いから始め、徐々に違いを小さくするのも良いでしょう。

本物を見分ける力を 少しずつ育てる

本物と偽物を見分ける力や、「大きい/小さい」を理解することは、体験を通して少しずつ育っていきます。

お菓子サンプルを使い、分かりやすい違いから段階的に進めることで、欲しい気持ちを言葉で伝える練習につながります。

「まずは1つ試してみる」くらいの気持ちで、取り入れてみてください。

工房
工房

作ってツナガル工房では、日々の「困りごと」を解決するアイデアを発信しています。
みなさんのリクエストも大歓迎です!

あわせて読みたい
福祉の支援グッズDIY7選|100均×3Dプリンターのまとめ
福祉の支援グッズDIY7選|100均×3Dプリンターのまとめ
あわせて読みたい
野菜袋詰めをラクにする自作道具7選|100均×3DプリンターDIY
野菜袋詰めをラクにする自作道具7選|100均×3DプリンターDIY
プロフィール
ひろ|作ってツナガル工房
ひろ|作ってツナガル工房
作る×支援の工房主
就労支援B型事業所のボランティア活動から生まれた、現場で本当に使えるDIYアイデアを発信。 100均素材や3Dプリンターを活用した支援ツール、家庭での困りごと解決DIY、親子知育グッズまで幅広く紹介します。
記事URLをコピーしました