マッチング課題の手作り教材|ことばと絵・色を合わせる取っ手付き小皿
「ラミネートは薄いため取ったり入れたりするのが難しいので、持ち運びしやすい入れ物があると良い」
就労支援施設の職員さんから、そんな相談をいただきました。
作ったのは、お皿が5つつながったプレートにはめて使う、取っ手付きの小皿です。取っ手をつまんで出し入れするので、薄いラミネートを直接つままなくて済みます。

もともとの使い方
以前作ったプットイン課題のプレート(お皿が5個つながったような大皿)を使って、ことばと絵を合わせているそうです。
お皿に「かつどん」という言葉をラミネートしたものを入れておき、「かつどんの絵」を選んで入れる、という使い方です。
相談から考えたこと
ラミネートは薄いので、指でつまんで取ったり入れたりするのが難しくなります。
何度も出し入れするうちに、ラミネートがボロボロになってくることもあるそうです。「『かつどんの絵』を入れておく『小皿』があると助かります」とも聞きました。
そこで、ラミネートを極力手で触らなくていい仕組みにしようと考えました。絵を入れておく小皿を作り、その小皿を大皿にセットできる形です。
さらに、「今のプレートの色に合わせた小皿だと、色合わせのワークにも使えて嬉しい」とも聞きました。
取っ手付きの小皿
プレートのお皿にはめる
道具を使い回せるように、以前プットイン課題で作ったプレート(お皿が5つつながった大皿)の、お皿の部分にはめて使える形にしました。

取っ手でつまんで出し入れ
薄いラミネートを直接つままなくていいように、小皿に取っ手を付けました。取っ手をつまんで、小皿ごと出し入れします。

2つの使い方
どちらも、同じものどうしを合わせるマッチングの課題です。

ことばと絵を合わせる
赤・青・黄のプレートと、白い小皿を使います。白い小皿に食べ物の絵を載せると、いっそうお皿らしく見えます。赤と白、黄と白、青と白の組み合わせは、見た目もかわいくなります。
最初は、プレートにことば、小皿に絵を置いて合わせます。

次に反対で、プレートに絵を置き、小皿にことばを置いて合わせます。
色を合わせる
赤・青・黄のプレートと、同じ色の小皿(5個ずつ・計15個)を使います。

作り方
スライサーの設定は、初期設定のままです。ラミネートの言葉と絵は、施設で作っていただきます。
小皿の取っ手は浮いているので、サポートを付けましょう。
| 部品 | 重さ | 印刷時間 | サイズ(mm) |
|---|---|---|---|
| 小皿(5個) | 1色21g(赤・青・黄・白の4色で84g) | 1色43分(4色で2時間52分) | 外形Φ40・ツバを含めて最大Φ46・高さ6 |
| プレート(大皿) | 1色26g(赤・青・黄・白の4色で104g) | 1色49分(4色で3時間16分) | 縦45×横217×高さ6 |
4色分で、材料費は合計約400円です。
使用したフィラメント PLA(赤、青、黄、白)
私が実際に使用しているフィラメントはこちら👇(Amazonで約2,000円)
使ってみて
9月16日にお渡ししました。職員さんからは「とても良いです」とのことでした。
利用者さんに使っていただくのはこれからです。様子を伺えたら追記します。
まとめ
- 取っ手付きの小皿で、薄いラミネートを出し入れしやすくした
- プットイン課題のプレートにはめて使える小皿
- ことばと絵を合わせる・色を合わせる、の2通りに使える
- ラミネートを極力手で触らなくていい仕組みにした
- 4色分で材料費は約400円
プレートを作ったときの記事はこちらです。


