こんにちは!
作ってツナガル工房です!
今回は、発達障害のある方の「袋詰め作業の難しさ」を少しでも軽くできるように、自宅で簡単に作れる補助具をご紹介します。材料はすべて100円ショップで手に入るもの。特別な道具も不要で、誰でもチャレンジできるDIYです!
袋詰め作業の難しさ
発達障害のある方の中には、手先の細かい動きが苦手だったり、同時に複数の動作を行うことが難しい方もいらっしゃいます。
袋詰め作業では、「袋の口を開けた状態でキープする」+「野菜や商品を入れる」動作が必要です。
しかしこの作業、実はとても難易度が高いのです。
- 袋の口が勝手に閉じてしまう
- 水気のある野菜だと袋にくっついてしまう
- 両手を使わなければならず、バランスを崩してしまう
…結果、思うように作業が進まず、自信をなくしてしまう方もいます。
解決策:100均PPシートで作る“袋ホルダー”
「袋を支える“第三の手”があれば…」
そう考えて試作したのが、100円ショップで購入できるPPシート(ポリプロピレンシート)を使った「袋詰め補助具」です。
材料と道具
- PPシート(100均、A3サイズ・1枚)
- クリップ(100均、2個)
- ハサミ
- カッター
- 定規
- ペン(目印線引き用)
作り方のポイント
- PPシートに、形状の線と、折り目の目印線を引きます。
- 折り目の内側にカッターで軽く切り込みを入れます(切り抜かず、あくまで折りやすくするための浅い切り込み)
- 画像のような形状に切っていきます。
- 画像のように折っていきます。
- 最後に、袋がしっかり引っかかるよう、折り具合を調整します。
完成した補助具をテーブルに置き、じゃばらの部分にビニール袋の口を差し込むだけで準備OK!
実際の使用イメージと反応
補助具を使うことで、袋が自立して開いた状態をキープできます。両手を使わず、片手で野菜や小物をスッと袋の中に入れることができ、作業が驚くほどスムーズになります。
使用者の声(実際の声より)
「簡単な道具だけど、作業スピードが上がって、気分も前向きになれた!」
「これなら、自分ひとりでも袋詰め作業ができました!」
「袋の口を気にしなくていいから、集中して詰めることができるようになりました。」
お金をかけずにできる “ちょっとの工夫”
高価な支援ツールや器具でなくても、100円ショップで買える素材とちょっとした工夫で、作業の負担を軽減できる例です。
私たち「作ってツナガル工房」は、日々の「困った」を「作って解決する」アイデアを発信しています。誰かの困りごとを、楽しく、前向きに、そして実用的に支える手助けになれば嬉しいです。
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