親子で作る!3Dプリンター最強バトルコマ|摩擦・回転を極める作り方
息子から突然、「自分だけの最強バトルコマを作りたい!」という相談がありました。 市販の回転バトル玩具で遊ぶうちに、 「もっとよく回るもの」「もっと強いもの」を自分で作りたくなったようです。
そこで親子で話し合いながら、
- 摩擦を減らすために先端へ球体を付けたい
- 重量を増やしてパワーを出したい
- 形や色を自由にカスタマイズしたい
という“理想の条件”を3Dプリンターで実現することに。
この記事では、親子で挑戦した最強バトルコマ製作の流れ を紹介します。 摩擦・重心・デザインなど、遊びながら学びにつながる知育DIYとしてもおすすめです。
- よく回るバトルコマの作り方
- 摩擦や重心を意識した設計のコツ
- 親子で楽しめる3DプリンターDIYの進め方
最強を作りたい!という想い
子どもの「最強を作りたい!」という気持ちから始まった今回のDIY。 市販のおもちゃを遊び込む中で、「もっと強くできるはず」「自分で工夫したい」という発想が生まれたことに、成長を感じました。
そこで今回は、“完成品を買う”のではなく、“一緒に考えて作る” というプロセスを大切にしながら、3Dプリンターでオリジナルのバトルコマづくりに挑戦しました。
どんな形がいいのか、どうすればよく回るのか。 親子で話し合いながら進める時間そのものが、遊びながら学べる知育体験になります。

強さを決める3つのポイント
まずは、子どもが考えた「最強の条件」を整理しました。
① 先端に球体を付けて摩擦を減らし、長く回るようにする
② 重量を増やして、相手を弾くパワーを出す
③ パーツを分けて、形や色を自由にカスタマイズする
一見シンプルですが、これらにはコマを強くするためのポイントが詰まっています。
・摩擦(回転の持続)
・重心(安定性)
・遠心力(回転の強さ)
・質量と運動エネルギー(パワー)
こうした要素を意識しながら考えることで、
「どうすれば強くなるのか?」を自然と学ぶことができます。
使用する材料と機材
ここからは、バトルコマ製作の材料と機材を紹介します。
3Dプリンター
私が実際に使っている Bambu A1 mini はこちら👇組み立てほぼ不要、初心者でもすぐ使えます。(Amazonで約4万円/セール時は約3万円)
フィラメント:PLA
今回の部品はすべてPLAフィラメントで出力しています。扱いやすく失敗しにくいので、初心者の方にもおすすめです。
私が実際に使っているPLAフィラメントはこちら👇(Amazonで約2,000円)
おすすめ設計ソフト、スライサーソフトの選び方

鉄球
- 6mm:回転軸先端の摩擦軽減用(必須)
スチールボール 6mm パチンコ玉 - 8mm:ボトムの重り(おすすめ)
スチールボール 8mm パチンコ玉 - 11mm:回転軸の重り(お好みで)
パチンコ玉 50個入り 直径11mm
バトルコマの作り方
ここからは、バトルコマの作り方を順番に解説します。
① 設計手順とポイント
今回のバトルコマは、以下の4パーツ構造にしました。
- トップ:コマを回転させる溝を付ける
- ウィング:好きなデザインで個性を出す。攻撃力に影響
- ボトム:鉄球を入られる設計
- 回転軸:全パーツのロック機構を付ける

② スライサー設定とポイント
まず初期設定で一度プリントし、状況に合わせて調整しましょう👇

③ プリント後にサポートをはがす
- サポートをやさしくはがす
- サポートのカスがこびり付いた場合は、ニッパーで切り取る

💰 印刷コストの目安
- 材料費:約60円/1色セット
- プリント時間:約1.5時間/1色セット
🎁 STLデータ無料配布
👉トップのstlデータをダウンロード
👉ウイング_円形のstlデータをダウンロード
👉ウイング_星型のstlデータをダウンロード
👉ウイング_雲形のstlデータをダウンロード
👉ボトムのstlデータをダウンロード
👉回転軸のstlデータをダウンロード
※プリント機種・環境によって寸法誤差が生じます
※再配布・商用利用はご遠慮ください。個人利用の範囲でご活用ください
鉄球を使った工夫|回転の安定性と重量アップの仕組み
今回のDIYで特に効果が大きかったのが、 鉄球を組み込む工夫です。

回転軸先端に6㎜鉄球を付ける(1個)
→ 摩擦が減り、回転時間が大幅にアップ
ボトムに8㎜鉄球を入れる(1~12個)
→ 重量が増し、遠心力が強くなる → 相手を弾き飛ばすパワーが出る
回転軸に11㎜鉄球を入れる(1~2個)
→ 重量が増し、安定感が増す
子どもも「重くすると強くなるんだ!」と大興奮。 実際に回してみると、鉄球の有無で動きが全く違うので、 “体験を通して学ぶ”という知育効果がとても高いポイントでした。
実際に遊んでみた|親子で試行錯誤の時間
いよいよ組付けて実際に回してみると…
- すぐ倒れる
- 思ったより軽い
- 回転が安定しない
など、最初はうまくいかないことも多くありました。
でも、いろいろ試して
- 先端の形を変える
- 鉄球の位置を調整する
- ウィングの厚みを変える
- 重心を下げる
試行錯誤を繰り返すたびに、 子どもが「次はこうしてみよう!」とアイデアを出してくれるようになりました。
完成したコマが力強く回った瞬間の、 あの嬉しそうな顔は忘れられません。

“作る”ことで広がる学びと達成感
今回のバトルコマDIYは、 単に“強いコマを作る”だけではなく、
- 自分のアイデアを形にする
- 親子で協力して作り上げる
- 試行錯誤する楽しさを知る
という、たくさんの学びが詰まった時間になりました。
3Dプリンターがあると、アイデアをすぐに形にできるのも大きな魅力です。難しく考えず、まずは簡単な形からでもOKです。
ぜひ、親子で「作る楽しさ」と「学ぶ面白さ」を体験してみてください。


小さいお子さんには、こちらもおすすめです。


