支援ツールDIYまとめ
【おやこで知育DIY】

親子で作って遊ぶ!3Dプリンター製キャップシューター

親子で作って遊ぶ!キャップシューターDIYの写真
作ってツナガル工房

子どもにおもちゃを買っても、
すぐに飽きてしまうことはありませんか?

「もっと夢中になれて、考える力や観察力も育つおもちゃがあったら…」そう感じたことがある方も多いと思います。

そこで今回は、親子で作って遊べる
キャップシューター」を紹介します。

子どもが自分で考え、試しながら作っていくことで、想像力を刺激し、遊びの中で自然と学びにつながる知育おもちゃです。

1. キャップシューターとは?

キャップシューターは、ペットボトルのキャップを飛ばすおもちゃです。

  • 部品は3Dプリンター部品+輪ゴムだけ
  • プッシャー(黒い部品)を押すとキャップが飛び出る
  • 片手でシュート可能
キャップシューターの写真

2. キャップシューターを作ろうと思ったきっかけ

作ることが大好きな息子がビー玉ランチャーの次に目を付けたのが、ペットボトルのキャップでした。

最初はLEGOブロックでキャップを飛ばそうと挑戦していましたが、発射威力と本体強度の両立が難しく悩んでいました。

息子
息子
  • 発射威力を強くすると、本体が耐えられず壊れちゃう…
  • 本体が壊れないようにすると、発射威力が弱くなっっちゃう…

そこで、息子が構想を考え、父が3Dプリンターで部品製作、キャップシューターの挑戦が始まりました。

3. 使用した材料と道具

ここからは、キャップシューターの材料と工具を紹介します。

3Dプリンター、フィラメント

  • 3Dプリンター:私が実際に使っている Bambu A1 mini はこちら👇組み立てほぼ不要、初心者でもすぐ使えます。(Amazonで約4万円/セール時は約3万円)
  • フィラメントPLA
    今回の部品はすべてPLAフィラメントで出力しています。扱いやすく失敗しにくいので、初心者の方にもおすすめです。
    私が実際に使っているPLAフィラメントはこちら👇(Amazonで約2,000円)

■フィラメントについて(選び方の参考)
PLA:安価で扱いやすい。日常使用には十分
TPU:やわらかく、柔軟性がある
PETG:強度と柔軟性あり、長期使用おすすめ
ABS:耐熱性に優れるが、反りやすく難しい

設計・スライスサーソフト

※ダウンロードは公式サイトから行えます。
※ソフトの利用規約に沿ってご利用ください。

💡個人的にはFusion360の方が直感的でわかりやすく、おすすめです。

💡導入方法から基本操作まで、
 YouTubeにたくさんの解説動画があるので、
 初心者の方でも問題なく始められます。

  • スライサーソフト:プリンターに合わせる
    👉Bambu Studio
ソフトウェアダウンロード方法の写真

輪ゴム

  • 引っ張り用:輪ゴム2個

4. 作り方|キャップシューター

ここからは、キャップシューターの作り方を順番に解説します。

設計手順とポイント

  • 息子のイメージを聞き、CAD図を作成します。
  • ボディーの先端の丸い部分に、ペットボトルのキャップを入れます。
  • プッシャーとバーは連結してあり、押すことで、キャップを発射
  • ボディーとバーには、輪ゴムを引っ掛ける溝を付ける。この輪ゴムの力でプッシャーを押し下げる構造です。
  • 3Dプリンターでは、穴が小さくなりやすいので、プッシャーが通る穴は0.5~1㎜大きくするとスムーズに動きます。

キャップシューターのCAD図
キャップシューター各部品のCAD図

スライサー設定とポイント(Bambu Studio)

まずは初期設定で一度プリントし、様子を見ながら微調整しましょう。

・材料:PLAフィラメント

  • 初期レイヤーがビルドプレートへ定着しない(上から順番に実施)
    ①1層目高さ:0.2㎜→0.18㎜と下げる。
    ②ビルドプレート温度(1層目):65℃→70℃と高くする。
    ③線幅(1層目):0.5㎜→0.55㎜と太くする。
    ④流量比:0.98→1→1.02と大きくする。
  • 造形物の端が浮く・はがれる(上から順番に実施)
    ①ビルドプレート温度(他の層):65℃→70℃と高くする。
    ②1層目高さ:0.2㎜→0.18㎜と下げる。
    ③線幅(1層目):0.5㎜→0.55㎜と太くする。
    ④流量比:0.98→1→1.02と大きくする。
  • 造形物が「細い・高い」ではがれる
    ①ブリム・ラフトを追加して密着力アップ。
    ②1層目高さ:0.2㎜→0.18㎜と下げる。
    ②スピードを落として振動を減らす。
  • 今回のように、空中に浮く面がある部品は「サポート」を付けましょう。
スライサーソフトで設定した様子

💰 印刷コストの目安

  • プリント時間:約1時間/1セット
  • フィラメント使用量:約15g/1セット
  • 材料費:約30円/1セット

キャップシューターのSTLデータ無料配布

👉 ボディーのSTLデータをダウンロード
👉 バーのSTLデータをダウンロード
👉 プッシャーのSTLデータをダウンロード
※再配布・商用利用はご遠慮ください。個人利用の範囲でご活用ください。

プリント後にサポートをはがす

  • サポートをやさしくはがす
  • サポートのカスがこびり付いた場合は、ニッパーで切り取る

5. 作ってみた、遊んでみた感想

キャップシューターの写真

「作って、試して」を繰り返し、問題を解決するたびに息子の成長が見れた気がします。

キャップシュータが完成した次は、的や得点方法・対戦方法を考えて、わくわくが止まりません!

6. まとめ|作ることで広がる遊びと学び

  • 遊ぶだけで終わらず、試行錯誤が楽しめる
  • 親子で考え、会話する時間が自然と生まれる
  • 3Dプリンターは、ものづくりを通じた「知育の道具」になる

キャップシューターは、完成品を遊ぶだけのおもちゃにとどまらず、作る過程そのものが学びにつながる、親子で楽しめる知育工作です。

ぜひ、ご家庭でも親子でチャレンジしてみてください。

ほかにも知育アイデアが満載!
👉 LEGO EV3で作るメダルゲーム
👉 LEGO EV3で作るビー玉ランチャー

小さいお子さんには、こちらもおすすめです。

プロフィール
ひろ|作ってツナガル工房
ひろ|作ってツナガル工房
作る×支援の工房主
「作る×支援」をテーマに、福祉現場の「困った」を解決。 すぐ作れて使える支援ツールや、知育アイデアを発信しています。
記事URLをコピーしました