ネギのようにコンテナより長い野菜を箱詰めするとき、側面の1辺を折りたたんで詰めることはありませんか?
コンテナのサイズが小さいと、やむを得ずこの方法をとることもあります。しかし、そのままトラックに積み込むと、走行中の揺れで下段のコンテナが開き、上段のコンテナが落下するなど、荷崩れが起きることがあります。
荷崩れは野菜へのダメージはもちろん、作業のやり直しや時間ロスにつながり、現場の負担を増やしてしまいます。
「また崩れた…」と積み直す経験をした方もいるのではないでしょうか。
この記事では、100均のS字フックとワイドゴムバンドを使ってコンテナを固定し、輸送時のコンテナ落下を防止したDIYを紹介します。
特別な工具は不要。低コストでできる、荷崩れの不安を減らし、安心して搬送できる現場改善アイデアをお届けします。
1. なぜネギを入れるとコンテナが開いてしまうのか?
コンテナよりも長いネギを詰める場合、そのままでは収まりません。
その対処として、側面の1辺を折り畳み、3辺だけで囲った状態で箱詰めをすることがあります。
しかし、この状態では本来かかるはずの横方向の支えが失われます。
上段の荷重がかかったとき、折り畳んだ側が外側へ開こうとする力が働きます。
その結果、
- 横方向の強度が下がる
- 上からの荷重で外側に広がる
- 走行中の振動でさらにズレる
という構造的な弱点が生まれてしまうのです。

2. トラック輸送で起きる荷崩れの原因
コンテナを積み重ねてトラックで搬送すると、走行中の振動が繰り返し加わります。
特に、
- 発進・停止時の前後方向の揺れ
- カーブ走行時の横方向の揺れ
- 段差通過時の上下方向の振動
これらが繰り返されることで、コンテナの側面が少しずつ開いていきます。
一度下段の側面が開いてしまうと、上段の荷重を支えきれなくなり、連鎖的に荷崩れが起きてしまいます。
結果として、到着後に積み直しが発生し、野菜へのダメージだけでなく、時間と労力のロスにもつながります。

3. 100均でそろう材料紹介
今回使う材料は、すべて100均で購入できます。(総額220円で12個つくれます)
- S字フック
- ワイドゴムバンド
ポイントは「強く固定しすぎないこと」です。
取り外しが簡単で、作業の邪魔にならない程度の張力が適しています。
低コストで導入できるため、すぐに試せるのもメリットです。

4. 野菜コンテナ落下防止の作り方
- 2つのS字フック「ワイドゴムバンド」でつなぎます。(写真のように)
- 軽く引っ張られる状態でコンテナを固定する
これだけで、折り畳み面が外側へ広がるのを防げます。
ゴムの張力が“ストッパー”の役割を果たし、
振動が加わっても開きにくくなります。
取り外しも簡単なので、通常のコンテナ使用にも支障はありません。


5. 実際に使ってみた効果と現場改善のメリット
実際に導入してみると、
- トラック輸送後の荷崩れがなくなった
- 積み直しの手間が減った
- 作業時間が安定した
といった効果がありました。
特別な工具や高価な資材を使わなくても、
「開く原因」を押さえるだけで安定性は大きく変わります。
小さな工夫ですが、現場のストレスを減らす確かな改善策です。
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